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2007年10月16日 (火)

ハイウエストビスチェドレス(7)前編

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Ms.Chihiro.I.married on '07.6.9

Chihiroさんのハイウエスト切り替えドレスは、

胸元2種類のシルクオーガンジー生地とタックギャザーパターン、

その柔らかさと固さのバランス、生地とパターンの相互関係の、

計算と造形力が特徴的な、プレタポルテラインです。

自由学園明日館、ウェディングドレス 

繊細なリヴァーレースの華奢な輪郭を、

透かせて見せるほどに極薄な生地の透明感、

その共布を薄く手染めてつくった胸元コサージュの、

花びら一枚一々の繊細な重なり。

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上質な素材と緻密な作業によって生まれる、胸元の表情の豊かさが、

花嫁らしい、儚げで上品な印象を、お顔まわりに醸し出します。

スカートがシンプルな、エンパイアラインならではの身頃づくり、

こうしたドレスラインでは、

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ヴェールの選択はもちろん、

身頃とヴェールのラインのつながり方が、大変重要になってきます。

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柔らかなソフトチュールヴェール、優しげな雰囲気をより強調する付け位置、

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お式時のダウンスタイルはそれだけで印象的、その髪型を強調する付け位置。

自由学園明日館、ウェディングドレス 

お式当日には、ちょうど中間くらいの付け位置を取りました。

そして、中庸の選択によって強調されたのは、中央に持たれたブーケでした。

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実は当初には、身頃胸元を最大限に強調する、短か丈パターンの、

コケティッシュなヴェール使いをすることを考えていました。

この場合、女性の優しさや可愛らしさといったテーマが強く打ち出されるため、

上写真のようにブーケも、ドレスに自然に馴染むものでなければなりません。

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けれどChihiroさんがお式時に選ばれたお花、望まれていたブーケは、

ドレスのデザインコンセプトとは相容れない、

寧ろちょうど間逆の魅力を、色濃くかつ鮮明に持ったものでした。

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初回ご試着時のChihiroさんです。

彼女のもたれてる魅力のもう一つの側面、意思の強く聡明な、大人の女性らしさ。

毎夜遅くまでお仕事に没頭され、けれど常に平静で穏やかなChihiroさんに、

そうした個性を前面に押し出すデザインを、最初には考えさせていただいていました。

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