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2008年8月

2008年8月 6日 (水)

Mari.U married on '07.11.10 シフォンやクレープサテン生地の表情を生かすドレスで

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Mariさんのキトン風お色直しドレス、本仮縫いでのお写真です。

ダーツ、縫い目の全くない、クレープサテンシルクの一枚布スカートは、

前中心のギャザーとパターンラインの調整、

生地の性質による落ち感によって、お体のラインに沿わせています。

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衿部分はペールピンクのサテンシルクオーガンジー、

ベルト部分はベビーピンクのシルクシフォン、

肩や腕などの動きやすい箇所、つまり衿や袖を、

薄く柔らかい生地でつくるための、フィッティングや縫製は大変難しく、

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けれど、肩や背中のラインを女性らしく、美しく見せるために、

優しい印象の生地でつくる、流れるようなラインのキトン風肩袖は、

花嫁の最も多いご要望の一つです。

本仮縫いでは、実際の生地を使っての仮縫い、

つまりドレーピングを行って、最終パターンを完成させます。

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ご本人に密着させていただいてのフィッティングも、

パターン通りの裁断が難しいほどに繊細な生地の扱いも、

作業は困難を極めますが、日本人女性にはよく似合います。

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オーガンジーのリボントレーンは衿部分からつながっています。

花嫁の所作やお体の動きを美しく見せてくれる

こうした一枚布で出来た部位を、私たち製作スタッフは、

衿ショールですとか衿ヒレなどと呼んでいます。

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平面上のパターン操作だけでも、立体裁断だけでもつくれない、

このようなドレスづくりは、

和と洋の違いや東西の分け隔てを感じさせない衣装、

古代ギリシャのキトンやインドのサリーを思い起こさせます。

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ドレス全体も、スカート全面のレース刺繍も

しつけ縫いのままですが、

ご本人の動作による生地の動きを見せていただくため、

少し歩いていただきました。

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サッシュベルトと同生地のシルクシフォンを入れ込んだ、

腰のレース刺繍バッスルリボンにつらなるレース刺繍トレーンを、

大きく広げて付けると、ドレス姿が華やかに、

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小さく寄せて付けると、ご本人や生地の動き、表情が、際立って見えました。

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