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2006.08.03

またまた新しいコラム、ほか「花嫁たちの写真集」について

又新しいコラムを立ち上げました。

Springtime of Life~昔も今も~

です。
作者の敬子さんは、歴史に詳しく、
結婚に関する歴史の薀蓄を書いてくださる、予定です。


ほか、
「花嫁たちの写真集」
一部内容を削りました。
昔のドレスですので、現在のものとはラインが変わってしまったからです。
花嫁様たち、お疲れ様でした。
また皆様の前にお目見えするまで、
しばしのSiestaでお休み下さいませ。

A03


2006.08.02

TopicsからBlogへ

なにやら詩的な題名をつけたが、
ただの業務連絡です。

旧「Topics」を完全廃止し、
Blogに移行しました。

Siesta-TopicsというBlogも廃止して、
話題別に分けました。

こちら

からどうぞ。

2006.07.28

Suzucolumn

新しいコラムを始めました。
「Suzucolumn」
と言います。

こちら

からお入りくださいませ。

作者鈴木さんはSiestaでは、
メールのほかに、お花の用意や、アロマの用意などが役目です。
一児の母ですので、フルタイム勤務とはいきませんが、
たまに接客をすることもあります。

こんなメモを見かけたら、

Img_1311

それは鈴木さんの用意した花です。

2006.07.09

民俗学

Art of Bridesに新しい写真をアップした。

http://www.siesta-dress.com/art/miki/g1-1.html

日光での写真は、上垣さん撮影なのだが、
新婦Mikikoさん
Img_1362
は、
美大卒にもかかわらず、
「民俗学が全ての基礎」
と言い切る方で、
お姉さまが著名な占い師という、
そういう方であった。

そんな傾向を上垣さんが理解したものだから、

Kyna021


Kyna368

迫力のある写真が上がってきた。

ちなみにこの日は台風の日であったのだが、
Mikikoさんが外に出ている間だけ、雨は降らず、
屋内に入ると雨が降ったそうだ。
晴れ男上垣さんの神通力か、Mikikoさんの霊力かは不明であるが。

この「民俗学」という言葉を、
聞き慣れない方もいると思う。
特定民族の、神話、民話、生活習慣を、
深く掘り下げて研究する学問である。

Kyna238


Kyna311

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Mikikoさんいわく、
「巫女の舞が一番凄かった」
そうであるが、
確かに写真で見ても凄い。

Kyna302

Kyna344

「民俗学」の具体的イメージが、
相当表現されている写真だが、
それでもまだ理解しづらい方の為に、
「遠野物語」より一文参照する。

・・・・・・日露戦争の当時は、
満州の戦場では不思議なこと許(ばか)りがあった。
露西亜の俘虜の言葉に、
日本兵のうち黒服を着て居る者は射てば倒れたが、
白服の兵隊はいくら射っても倒れなかったと
いうことを言って居たそうであるが、
当時白服を着た日本兵などは居らぬ筈であると、
土淵村の似田貝福松という人は語って居た・・・・・

さて私のほうの撮影会は冬だったのだが、
大変運良く、

Nmks003

薄雪が積もったのだが、
これもなにかの力が働いている気がしなくもないのだが、
あまり書くとわざとらしいので、
夏向きのコラムはここまでとする。

2006.07.03

ふりかけ

カトリックの正式な挙式では、

Img_5616


机の上に

Img_5617


カップが置いてある。

挙式が始まると、

Img_5856

カップには水が入れられ、
指輪の脇に置かれる。

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握手をしたあと、

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おもむろにカップの水を、

Img_5919


指輪にふりかける

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と、あら不思議、

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指輪に霊力が備わって、

Img_5931


二人の誓いは永遠に結び付けられるのである、

Img_5935


という意味の儀式だと思うのだが、
なんとなく質問しづらい雰囲気だったので、
実際は不明です。

機会があれば、又聞いてご報告します。

Img_5979


2006.06.30

新blog

新BLOGを作った。

http://siesta.tea-nifty.com/siestatopics/

である。
topicsの更新に、疲れてしまったからである。

多分、
「海外挙式」
「栢木さん特集」
「高橋さん特集」
などを掲載するのではないかと、予想している。
未定ですが。

2006.06.23

これまでの彼らの歩みが、
眼前を走馬灯のように駆け巡り、
だれより自分自身が驚いた。
私は彼らと知り合いでもなんでもなく、
単にテレビで長年にわたりその姿を見てきたことで、
こっちが勝手に知人のような気持ちになっているのだけなのに。

一方は、
昔あったベルマーレ平塚というチームの中では、
ストライカーの野口やボランチの田坂のほうが知名度は高かったが、
それでも徐々に頭角を現し、
全盛期の東京ヴェルディ相手に奮闘し、
やがてフランス大会出場の原動力にまで成長し、
ペルージャでは爆発的と言える活躍をしながら、
ビッククラブのローマに行って、
控えに廻されるようになってから、
なにかが滞るようになった。
それでもともかく海外でプレーをしつづけ、
代表を引っ張りつづけた。
ドイツ大会が3大会目の出場になった。

一方はフランス大会の代表候補には噂されていたが、
結局岡田監督は選出せず、
Jリーグでは大活躍を続けながら、
トルシエには、寧ろ冷遇され、
ついには代表から外された。
それでも、持ち前の、
ほとんど執念のような技術向上の努力の継続により、
イタリアでもそれなりに、
現在のスコットランドでも同様に、
一歩一歩着実に地位を築いてゆき、
代表でも誰もが認める中心選手にまでなって、
そしてこれが、悲願の本大会初出場であった。

二人の笑顔、泣き顔、怒り顔、
十年近い年月の、
さまざまな場面でのさまざまな表情が、
ほんの数秒の間に、めまぐるしく思い出された。

一方はピッチに倒れこみ、
一方はテレビカメラの前で、
話そうとしても声を出せず、
彼らの姿を眺める私自身も、
大きな落胆と失望の只中にあったのだが、
それと同時に
ワールドカップとはなんと素晴らしいものだという、
すがすがしい気持ちが同時に沸き起こった。

我々の日常生活は散文的に過ぎ去り、
全ての事象は子ども部屋のように散らかされている。
特定の、
高い密度で凝縮された時間を設定することによってはじめて、
過去の全ての履歴は必然の糸で結び合わされ、
人生は一遍の詩になる。
悲しくもあり、苦しくもあるが、
それでも美しく、真実のこもった詩になるのである。
全身全霊で咲ききった花たち、
全身全霊で散っていった花たち。

夏の芝に残された花びらを眺めながら、
自分達も、
同じような目的で仕事をしている事を認識した。
こちらのグラウンドには勝者も敗者もないが、
それでも、
ほんの数十分の、必要とされる時間の密度だけは、
彼らと共通しているようである。


Simp1

2006.06.15

Bijoux de Rico(ビジュー・ドゥ・リコ)

溝部さんのお店への案内、今まで大変困っていたのだが、
便利なページが出来た。

http://042.tama.7272.tv/miniprL8128.html

である。

「おすすめリンク」のページには、取材記事もある。
大先生がどのように話されたのか、情景を想像しながら読むと大変楽しい。

Img_8009


2006.06.06

曲線

久々にHPを更新できた。
怒涛の1ヶ月であったが、
どうせ6月一杯は、死ぬような忙しさである。

今回は花嫁の写真を大きくしたし、
モノクロ写真もHPのそここに使っている。

最近気が付いたのだが、
もののフォルムは、色がないほうが良く認識できる。
Marikoさんが披露宴後半に腰につけている、
フィオレッタ田崎先生製作のシルクフラワーも、

Mc

よりも、

Mm


のほうが特徴がよくわかる。
一枚一枚の花びらの、絶妙の曲線が見えてくるのである。

2006.03.05

花ト団子ノ共存共栄

IMG_1636

最近お客様に、「好きな食べ物」をお聞きしている。

IMG_1646

コーディネイトには、その人のお好きな花をお聞きすることが重要だが、
不思議なことにアトリエでのドレス作りは、
好きな食べ物の情報の方が役に立つことに、
最近気づいた。

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写真は「高円」で買ってきた和菓子である。

IMG_1628


溝部さん個展

ちょっとした、本当にちょっとしたアクセサリリーのリフォームをお願いしたら、
FAXの書面でこっぴどく怒られた。

「よりによって個展の初日に!!!」

そう、今銀座で個展をされている。

http://www.gallerys.jp/town/tokyo/rengagarou/now.html

10日金曜日までである。

2006.02.21

アクロシェクール

アクロシェクールの宗田さん

http://homepage2.nifty.com/accroche-coeur/souda.html

とのヘアメイクリハーサル。
アクロさんはメイクを自社で作った上で、
ショップに移動して、仕上げをされます。

IMG_5644


こちらの方も、ヴェールで色々やってみました。

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挙式は白で、お色直しは緑で

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2006.02.06

可能性

こちらの写真

yna021


ご覧いただきたい。
通常のヴェールのつけ方とは異なっている。

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ヴェールの可能性を掘り下げてゆきたいと考えていて、
これらは10ヶ月前の写真だが、そのころから色々取り組んでいる。
これは通常ののヴェールを、工夫して付けているだけだが、効果は充分出た。

こういう布一枚での仕事は、
多分日本人とインド人が、一番優れていると思うので、
頑張ってゆきたい。

(ちなみになぜインド人が上手いかと想像しているかというと、
彼らの民族衣装のサリーは、一枚布だからである)

2006.01.21

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1月21日。
窓の外は雪。

2005.12.23

出会い

1年以上前のことだが、デザイナーとたまたま西荻窪の街を歩いていると、
植物まみれの一角があった。
一緒に歩いていたデザイナーの様子が、豹変した。
「この花の咲き方、というより、咲かせ方、、!!!! 
花びらの開かせ加減、茎に通してる真っ直ぐな力、、、、
(意味不明な言語がしばし続く)」

普段から何を言っているかよく分からない方だが、
その時は興奮のためいつにもまして何を言っているのか分からなかったのだが、
植物まみれの一角の光景に感動していることだけは理解できた。

yuki158

その一角はお花屋さんであった。
店名を「エル・スール」さんという。

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デザイナーは是非一緒に仕事をしてゆきたいと言い出した。
「せめて作例見たいところだけど」
と言っても、
「絶対に大丈夫。私を信じて」
と言い張る。

それでお客様にお勧めして、出来たのは
私の目には、「ありきたりの、普通の」ブーケであった。

IMG_0441

二人目

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三人目

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くらいでようやく私も気が付いた。
物凄く普通の、しかし、他では絶対に存在していないブーケなのである。

たとえばアズールの平松さんのブーケは、

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「知的」なブーケである。小さな空間に、収まるはずのない多くの要素をあっさり収めてしまう。圧縮された色世界を解凍してみれば、おそらく5倍くらいの大きさになるのであろう。

対してルグラン原田さんのブーケは、

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「自然」なブーケである。物凄い技術を駆使してはいるのだが、野っぱらに生えている花の群れをそのまま刈り取ってきたような印象を受ける。溢れる花の生命力がそのまま形になったようである。

それで、エルスールさんのブーケは、

kou38

「静かな」ブーケだと思う。

材料の質はありえないほど良く、そのせいで内側から光がにじみ出てくる印象を受ける。
IMG_2440

一方フォルムはオーソドックスで、平松さんや原田さんのような、分かりやすい個性はないが、完璧に計算されている。だがその計算を感じさせることはない。ただ静かに佇んでいるだけである。

IMG_1289

このまま永遠に地球上に存在し続けるのではないか、と思わせるブーケである。

ブートニアですら、

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IMG_1908

これほど絵になる。

ヘッドドレス用のパーツも、

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サラダのように新鮮で、ドレッシングをかければ食べられそうなのだが、それでいてどこか静かな印象である。

作者は、

IMG_9134

の向かって左端、渡辺邦子先生である。

雑誌の「花時間」にも大々的に載ったりするから、大家なのかもしれないが、私は花業界のヒエラルキーにたいして、知識も興味もないから分からない。実際お会いすると、ゆっくりのんびり話される普通の方であるが、時々名言を残すのである。

いわく、「人生は花を通して味わえる」

ちなみに花の鮮度であるが、あんまり凄いので娘さん(であり、時々BCとしてお手伝いお願いしている)の岡田さんにお聞きしたところ、「はい、うちは鮮度は良いです」と言い切ったあと、ハンドパワーによるものである、と教えてくれた。
「だれが、どういう気持ちで切るかで、切花のきれいさ、日持ちは全く変わってくる」のだそうです。そういえば挙式翌日エルスールさんに連絡を取ると、渡辺先生は大抵寝込まれている。ハンドパワーの出しすぎによるものと推察される。

エルスールさんは、シック、エレガント、といった感じのドレスをご用意するお客様に、お勧めすることが多いようである。新規お客様のご紹介者のお礼としても使わせて頂きたいと思っている。
最後に、ご興味ある方のために地図を掲載する。

http://siestaphoto.client.jp/eru/

の「西荻児童館前」近辺にあるが、多分西荻駅で電話して道順を聞いた方がよいかと思う。
ちなみに隣にある「さや」のラーメンは、結構上手い。

2005.12.22

仕立てなど色々

仕立ての特集をアップしたが、
これはスタッフたちの要望というのも、理由である。
暗黙の期待を背中にビシビシ感じるので、今回大々的に取り上げた。

例えば

http://siesta.tea-nifty.com/column/2005/02/index.html

で取り上げた、

1


は、

sag20_2

の方の肩紐である。

同じように、細い仕立てで、レース袖も処理してあるのだが

stt040

通常の紹介方法、
「花嫁達の写真集」では、
写真一枚で通過してしまうようなことであり、
なかなか文章でご紹介は出来ていない。

こういうことを取り上げにくいのは、
消費者にとって気付きにくい点であるということと、
あくまでよい服を作る手段であって、目的ではないためである。

実際の内部の作業は、こんなことの連続なのである。
当社に限らず、服に携わる人々は皆こんなもので、
パターンのちょっとした修正やら、縫い代の幅やら、裏地の選択やら、
傍から見ればどうでもよいことで、頭をウンウン悩ますものである。
いやそれもあくまで手段ではあるのだけれど。

そしてこういうことは、
上手くなればなるほど、製品は、角が取れて、
むしろおとなしく、しっとりとしたものになる。
なんのヘンテツもない商品になるのである。
そのかわり、着てる人が良く見えるのだが、
黒子といえばこれほど黒子な仕事もないのである。

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2005.12.15

ヘアメイクSiesta

ヘアメイクSiestaの新規受付を、開始いたしました。

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Siestaのドレスでああろうとなかろうと、
そもそもドレスであろうとなかろうと、
ヘアメイクと小物コーディネイトをしてしまおうということである。

IMG_5632

HPは逐次アップしている。
まだ未完成だが、なにしろSiestaのHP自身、
(これほど頻繁に更新しているにもかかわらず)
11ヶ月遅れであるので、
なかなか手が回らない。
条件はSiestaでのヘアメイクと同等である。
なにかご質問あればメール下さい。

IMG_5340


主宰は理恵子さんで、
デザイナー咲野の妹さんである。

IMG_5589

ちなみに写真の花嫁は、
台湾出身のリンさんである。
チャイナドレスの着こなしは、流石に板についております。

2005.12.10

フィオレッ探訪

35を過ぎてからというもの、めっきり無意味な駄洒落が増えた。オヤジの宿命である。
そして私は抗いはしない、静かに運命を受け入れてゆく、
ちょうど夕日が沈むのを受け入れてゆくように。

この文章の題名も、「フィオレッタ、探訪」が正式名称なのである。

sag254


といったシルクフラワーコサージュだが、
当店は全て、フィオレッタさん

http://www.parkcity.ne.jp/~m-tazaki/index.html

にお願いしている。
先日店舗の画像を撮りにいった。

IMG_1554

な感じの小さなお店でだが、

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非常に気配りが行き届いている。

店に入ると、

IMG_1580


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花じゅう店だらけである。

アンティークもお好きで、

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置いてある。

こちらのコサージュ、何が優れているかというと、

IMG_2483


全ての花びらに、色のグラデーションがある。
だから、自然の花びらに近いのである。
以下、田崎先生語録。

「単色だと、プラスチックみたいでしょう」
「あとやっぱり化繊はどこまでいっても化繊。シルクには勝てない」
「図鑑は見ることもあるけれど、基本的には頭の中にある花を作っている。
標本製作じゃなくて、きれいな花を作るのが仕事だから」

最後の一言は、服屋の理屈にちょっと似ていて面白かった。
服も、正確な採寸は重要だが、
そのひとにぴったり合った服を作るだけではだめで、
誇張のしすぎはまずいにしても、
若干の美化は、どうしても必要なのである。

2005.12.04

溝部さん個展

案内が届いたので掲載します。

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SAVE2368


向かって右端のアクセサリーを使うと、
こんな風になります。

IMG_2245

開店時間および定休日変更のお知らせ

スタッフ増員により、
店の開いている時間を長くすることができましたので、ご案内いたします。

定休日:月曜日・水曜日→水曜日のみ定休日に変更
開店時間:12:00~20:00→土日は10:00~21:00、平日は12:00~21:00に変更

いたしました。なお祝日は平日時間帯として営業いたします。

Img_1154


これにより、ご来店予約は取りやすくなります。
今まで、スケジュールにおいてご迷惑をおかけしていましたこと、改めてお詫び申し上げます。

2005.11.21

銀河

東北には魂がある。
例えば文学者ならば、石川啄木、太宰治、宮沢賢治。
素直で、透明で、宇宙的とも思える、独特の世界。

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今回アップしたMachikoさんは、
普段は気さくなお母様だったが、
写真の中では、
どこか魂を感じさせる、
素晴らしい表情をされている。

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「卒業した小学校は過疎で廃校になって」
と笑っていた彼女は、山形県出身だった。

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ピンクレースを刺繍した、
ヴェールとワンピースをご用意させていただいた。

ブーケを作ってくれた原田さんは、
確か宮城県出身だったはずである。

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竹ひご細工のような、
中が空洞で、表面にびっしりと花が覆うブーケは、
その超人的な技術以上に、
花嫁への共感が、感じられるものだった。

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出産、子育ての中で、
伸ばし伸ばしになっていた、
念願の挙式とパーティーは、
和やかで、落ち着いたものになった。

sag575


お客様をお送りした後、
会場のスタッフさんが、
「宜しかったら最後にお二人で、ベランダで撮影されませんか」
と勧めてくださった。
そのことに今でも感謝している。

窓の外は、12月の夜景が広がっていた。

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ああこれは、
「銀河鉄道の夜」だなと思いながらシャッターを切った。

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2005.11.10

Hair &Makeup Siesta(ヘアメイクシエスタ)の予告

「ドレスは他で決めてしまった。Siestaのヘアメイクだけでもお願いできませんか?」
というメールを、しばしば頂いていますが、
今まで、全てお断りいたしてきました。

当社のスペースに余裕がなく、
ドレス発注のお客様のスケジュール決めに支障を来たすからです。

IMG_1085

がしかし、
このたび少々のスペースを確保しました。
ヘアメイクのみでも、お受けできそうです。

来年度挙式のお客様より、
ヘアメイクのみでもお受けいたします。
詳細は後程HP上で正式に告知しますが、
まずはこの欄でご一報いたします。


2005.11.09

靴のオーダーメイド

今年10/1に挙式された、YukoさんのHPを、
リンクに加えさせていただきました。

http://www.tamate-shoes.com/

彼女は靴を作られていて、
結婚式でも自作の靴を、

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履かれました。

2005.10.30

カット

昨年11月25日
Shizueさまの挙式の撮影に行った。

朝から

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木戸口さんのゴットハンドは全開していた。
渋いブーケは

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オルテンシア・アズールさんである。

朝日に映えるレース刺繍

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ドレス、ヴェール、チョーカー、ブーケ、髪形、
全てが絡み合う濃密な世界

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ホテルから会場に移動して、
丁寧にセットしたヴェールを、

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整えて挙式へ

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挙式後撮影したあと、
ヘッドチェンジして

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披露宴である。
が、この日私はネクタイをしていなかったため、
披露宴会場へ入ることが出来なかった。無念である。

新郎の職業は美容師さんで、
新婦さんは元来常連客さんでした。
カットしてもらうため何年も通い続けて、その結果のゴールインである。
だから出席者はみんな美容師さん。
皆カメラを持ち出して、
花嫁の髪をパチパチ撮影していたそうである。

プロにそこまで注目される木戸口さん

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上機嫌である

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さらに又髪を変えてお色直し。

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パーティーが終われば、
辺りは、夜。

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お母様のショールを身にまとって、

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ホテルに帰られた。


この時の木戸口さんの仕事、
素晴らしくて今も語り草になっているが、
木戸口さんに聞くと、
「あれはカットも上手いのよ」
という。

「前髪や顔周りのカットの具合が良くないと、
上手く髪はいじれないの。
Shizueさんは本当に上手にカットしていたから、自由に出来たの。
あれはご主人、腕がいいのね」


そんなわけで、
挙式前の髪カットでお困りの方は、
Shizueご主人にご相談くださいませ。
メール宛先は

liberty-cutman_oto3_10204874@docomo.ne.jp

まで。
名前は乙部さんと言います。
料金、所在位置等の問合せにはSiestaでは応えかねますので、
直接ご連絡下さい。

2005.10.28

地味(じみ)

一見地味な上身頃。
レースと下生地の色が同じだから目立たない。

IMG_6118

よく見ていただければ、上品。
「よく見ていただけますように」と祈りながら製作します。


2005.10.26

色の変遷

現在ドレス製作中の花嫁で、日本史の専門家の方からメールいただきました。

*****

今日、西多摩地方の花嫁衣裳について調べました。
何の模様もない、紋付だけの黒一色の着物に、白の下着をあわせ、
華やかな帯をしていたようです。昭和20年代の初めまで続いていました。
これを「ひっかえし」とこの地方では呼ぶそうです。
この着物、今でいえば、喪服、ですが、西多摩では下に着た白の下着
が、喪服になったそうです。
つまり今とは発想が逆で、昔は白の着物が喪服だったんですね。
西洋の色の考え方で変わったのでしょうか。
ちょうど今話題の靖国神社ですが、戦争が終わって、西多摩の人も
靖国にお参りするときに、東京の人たちは黒で参る、ということで、
結婚の時に使ったこの「ひっかえし」を着て、行ったそうです。

今度写真のコピーお持ちしますね。

ほんとは茂桐さんのブログに書き込もうと思ったんですが、「喪」と言う
言葉が出たらご迷惑かと思って、メールにいたしました。

*****

有難うございます。
参考になりました。

他参考としては
http://u-b.jp/yomimono/konrei/konrei_6/konrei_6.html
とか
http://www.koganji.net/mt/archives/000161.html
とかあります。

ようするに、
神の前で愛を誓うという儀式も、
白服で挙式に臨むということも全て、
文明開化の産物なわけですね。
少し昔の写真ですが、

ss

などは、
西洋の白ドレス、の影響を受けた和服の白無垢、の影響を受けた白ドレス、であります。

2005.10.20

私服に着替えて二次会へ

Chizuさんらしい、バッグと、

h637

服とで
h627

2005.10.18

下に書いた文章だが、
「留袖ではなく振袖である」
とのご指摘をいただいた。
確かにそうである。
どう見てもわたしの早とちりである。
松苗さんの名誉のために謹んで訂正させていただきます。

2005.10.08

黒留

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溝部さんのアトリエに松苗さんという方がいて、
昔は有名デザイナーのアトリエでパタンナーをされていて、
現在は漫画家である妹さんの手伝いをしながら、
溝部さんの手伝いもしている方で、超有能なのだが、
その方と一緒に現場に入って、
休み時間に着物の話しになった。

「今は白無垢が多いけど、私の母の世代は、黒留でお嫁に行ってたみたいね」

とおっしゃる。

で、探してみた。

http://www.general-museum.fks.ed.jp/kikakuten/kt_170923.html

「人生の花」上村松園筆

ご覧いただきたい。
確かに黒留である。
勉強になりました。

「大正のころの婚礼は本当に素敵よ」
ともおしゃっているが、
そちらは現在探し中です。

2005.09.06

エステの迷宮

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お客様とお話していて愕然とした。

「あ、エステって、行かなくても良いのですか」


はい、エステは行かなくても良いです。
エステに行って肌の調子を崩された方は、結構います。
ヘアメイクリハが出来なかった方さえ居ます。
仕方なく髪だけリハーサルしました。
我々も、ヘアメイクさんも、泣く思いです。
ましてや花嫁は。

特に挙式直前のエステは、はっきりお勧めしません。
反対したいくらいです。

どうしてもというならば、
大丈夫とわかっている方法で、
できるだけ軽く、してください。

「結構高いから、そう聞いて助かりました。
わたしは行かなきゃいけないものだと思っていました」

助かるのはこちらです。
しかし・・・どうして「行かなきゃいけないもの」と思ったのでしょうか?
少なくとも当店としては、
「行かなくても良い」です。
行っても、もちろん良いのですが。

2005.08.07

静寂

上垣さんは技術が高いから、

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どんなシーンでも難なく絵にしてしまう。

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でも私の見解では、上垣さんの心の絵は、

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「シーン」という、音が聞こえるほど

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静かで、瞑想的な情景ではないかと思っている。

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2005.07.27

Intel

よくご一緒させていただいている、
ヌーヴォ所属のヘアメイク栢木さんだが、

http://www.intel.co.jp/jp/personal/do_more/digital_home/life/05.htm

Intel入ってるようである。


ページの一番下からは動画も見れる。
普段の栢木さんに比べて、推定15%程度上品にしゃべってる。

2005.06.22

御大


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Siestaで「御大(おんたい)」と言えば、
アクセサリーデザイナー、溝部理子さんのことである。

彼女は実質上Siestaデザイナーのデザインの師匠である。
ここで「実質上」と表現しているのは、
別に彼女に弟子入りしたことはないからである。
教育は主に、アクセサリーの受注打ち合わせの形で行われた。
それは、世にも恐ろしい打ち合わせであった。
発注者よりも受注者のほうが偉いのである。

「なにそのダサいデザイン」
「さっき言ったことと違うわよ!」
「・・これが緑? 誰がどう見たって青じゃない、
 あなた白色のことしか分かってないんじゃないの?」
「ちょっとまって、もしかしてあなた、
 この花嫁のコンセプトがはっきり決まってないんじゃないの?
 そんなんじゃアクセサリー作れないわよ!」
「あら、もう2時間もかかってる。
 どうして2時間かけて全然打ち合わせが進まないのよ!」

ここまで偉そうな人物となぜお付き合いを続けてきたのかと、
疑問に思われる方もいるであろう。
私もそう思う。
しかし仕方がないのである。
天才だからである。

IMG_7943


天才ということば、
えらく安易に流通しているが、
実際どんな雑誌を見ても、
溝部さん水準のデザインのアクセサリーは、
現代の作家では、お目にかかったことがない。
匹敵できるのは、
ビザンツやハプスブルクやらロマノフやらの、
王朝の遺宝くらいであろう。

それほどの偉人であるから
Siestaでも溝部さんの宣伝を大々的にするべきなのだが、
残念ながら出来ない。
本人からストップがかかっているのである。
「写真をネットに載せないで、真似されるから」

そんなわけで、彼女は依然として「知られざる天才」のままである。
一応ショップの紹介はしておく。

a

IMG_7920

ご来店の前に電話して、
店が開いているかどうか確かめる必要がある。
溝部さん本人が居るかどうかは全くの運である。

ちなみに、
溝部さんにお会いしたSiestaの花嫁は皆、
「素敵な方だった・・」と感激しているようなのだが、
全ての人が同じ感想を抱くという保障は、いたしかねます。

2005.05.04

色温度考

今回アップしたKyoko様だが、
実は上身頃は2着用意している。
はじめは白、2着目はピンクである。
両者を並べて撮影すると、
これくらいの色の差がある。

IMG_5639

が、挙式当日の写真でみるとさほどの差があるようには見えない。
これは色温度という問題がからむ。

今見られているディスプレイの下辺部分に、
色々ボタンが並んでいると思う。
そのボタンのうちどれかを色々いじっていると、
「色温度調整」という項目が画面にでてくるはずである。

試しに色温度を低く設定すると、
画面の色が赤黄色になるはずである。
高く設定すると青くなるはずである。

披露宴会場はたいてい、
色温度が低い電球がつかわれている。
つまり赤黄の光で照らされている。
そういう環境では、あまり色の差が出ない。
人間の肉眼は優秀だから、
それでも充分色の差は判別できるが、
写真だと、とたんに情報量が減少する。

で、我々ドレスショップは悩むのである。
お客様に受けが良いのは、
上品な薄めの色である。
肉眼なら充分判別できて、喜ばれる。

が、写真で思い出に残すには、
もっと濃い色にしなければならない。
それも選択肢だが、肉眼では少々ケバくなる。

このお客様には、ほどほどの色を選択したが、はてさて・・・


ちなみに白のほうは、

IMG_5641

シルク + リヴァーレース + オーガンジー + コードレース

という非常に凝った作りになっているのだが、
こういう部分も肉眼では充分判別できるが、
写真の通常サイズのプリントでは解像不能である。
以下拡大写真。画像をクリックしてお楽しみ下さい。


IMG_5642

2005.05.01

緑の

久しぶりに「東京レストラン」に行った。
花はオルテンシア・アズールさん。
平松美加さん製作の、
緑の


IMG_4259

IMG_4059

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IMG_4534

リングピロー。

決定的な仕事。


2005.04.14

疾風怒涛の井の頭公園

今回のNokoさんの一連の写真、
なにがなんだかわかりにくいので、
以下説明しますと、

上垣さんが結婚されると聞いて、ドレスを作る事になったのだが、
どうしてもとおっしゃるので、
やった事の無いパンツドレスになった。
作り始めて後悔した。

なにしろスカートとは勝手が違いすぎる。
物凄く苦労した。

IMG_2813

この時点では挙式の予定はなかった。
パーティーだけのはずだった。

突然、正体不明の確信でもって、デザイナーが、
「彼女はそのうち必ず挙式をしたくなる、そしてスカートをはきたくなる」
と予言する。
素直に信じて、極秘裏にスカート作成、
IMG_4493

上垣さん自宅の近所の井の頭公園で挙式の計画を練った。
昔Siestaはプロデュースもしていたので、
バージンロードもポールも一応は有る。

a0204

もっとも雨が降ったら全てパーだが、
上垣さんは常軌を逸した「晴れ男」である。
「わたし雨女なんですよ」と心配する花嫁の当日を、
ことごとく晴れ上がらしてきた実力をもってすれば、
まあ大丈夫だろうと踏んでいた。
前日撮影用のソファーと、
ポールとバージンロードを上垣さんちに運び込んだ。
当日は人力で公園の中まで運搬である。

その日、予報では大雨だったが、
当日は結局、晴れた。
テレビ局勤務知人のMさんから電話があって、
「明日はかならず降りますよ、ひひひ」
と笑っていた。
が、上垣さんの気合の前に敗れ去った。
ちなみに彼女の所属は気象予報部である。


上垣さんちは場所が分かりづらいので、
カメラマンひろこさんに「Siesta集合で、みんなで行こう」
と伝えておいた。
ところが待てど暮らせど来ない。
と、電話がかかってきて、
「上垣さんちの近くまで来てると思うんですが、道に迷ってしまった」
と言う。人の話を全く聞いていない。
上垣さんちに電話して、ナビしてもらえと伝えた。

メイクは上垣さんちでするので、
そのシーンを撮影するわけだが、
上垣さんも新郎である以前にカメラマンである。
鏡の横から顔を出して一枚撮ろうとするところを、
待ち構えてパチリ、しかし鏡に反射して自分も写ってしまう。

DSC_2747

ひろこさんらしい写真を1枚。
絵にならない所に絵を作る。
強引である。

an248

ちなみにトップページは上垣さんの一枚である。
これもそう。
新婦がきちんと納まって、かつピントが合っている。
狂気の技術力である。

DSC_2845


ちなみに私の写真はというと、
IMG_5110
本人はいけてると思っているのだが、
「くさい」
「やりすぎだ」
と悪評ふんぷんであった。
確かに意味無く傾いている。

花嫁を優しくエスコートするのは、
ヘアメイクの栢木さん。
なにしろこの挙式会場、従業員が居ないから大変である。

an009

公園の挙式は開放的で気持ち良い。
しかし致命的欠点がある。
虫除けスプレーが必要なのである。

IMG_5080


Siestaにあるソファに、
適当に布をかぶせて撮影。

an044

雨上がりの井の頭公園は、
幽玄の世界であった。


死ぬほど真剣な表情でセッティングをする平松謙三さん。
IMG_5235

ブーケを作ってくれたノロはいつものように平松美加さんをだっこしている
DSC_2789


そうこうしていると井の頭公園の管理人さんが来て、
「君たちなにをやっているのかね、許可は取ったのかね」
と言う。
仕方が無いので私ははるか離れた管理人室まで行って許可を取ってきて、
帰ってきたらそろそろ挙式だった。

人前でキスをするのは嫌だというので、
「ではリンゴを齧ろう」という事になったのだが、
意味は未だに理解できていない。

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アダムとイブはリンゴを齧ってエデンを追放になったから、
新郎新婦はリンゴを齧って井の頭公園を立ち去る、
ということなのだろうか。

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挙式後再び上垣さんちでお色直し。
その後は皆で吉祥寺のフランス料理店「ル・ボン・ヴィボン」でパーティーをしたのだが、
私は2件目の撮影があったので、残念ながら死ぬほど上手いそこの肉料理は食べられなかった。

ちなみに

IMG_4733

IMG_4726


は挙式前日に撮影したもので、
弥勒菩薩の半跏思推像をイメージしたのだが、あまり似ていない。


2005.04.04

ペチコートさま

レースをそこはかとなく透けさせて、
優雅に佇むスカート

IMG_5459

そのスカートの膝近辺を手で押しても、
弾力に吸収されて、トルソーは動かない。

IMG_5460

これすなわち、偉大なるペチコート様のちからなりけり。

IMG_5466

Siesta店内では私よりもで優遇されているペチコート様、
ねたみ心も加わりて、その正体を暴かんと、

IMG_5467

めくれども

IMG_5468

めくれども

IMG_5469

なおめくれども、皮ばかり。

IMG_5473

ペチコート様の玉葱ラッキョウと同族なるは明らかなり。

歩けばゆさゆさと美しく、
弾力で吸収するから人が花嫁に近寄る事も可能である。
欠点は、場所を取る事。作るのが難しい事。食用に適さぬこと。


2005.03.11

Photo Siesta 休止のお知らせ

http://homepage3.nifty.com/siesta-dress/siesta25.html


にありますように、
残念ですがPhoto Siesta で正規撮影お受けする事を、
一時休止させていただくことになりました。
現在既に確約している方は、無論責任をもって撮影させていただきます。

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元来家族経営のアトリエで、生産能力が極端に低いところ、
お客さまが少しずつ増加してきまして、
ドレス生産を更にテコ入れする必要が発生しました。
質を落とさず、量を上げる。
口で言えば簡単ですが、実際やると大変です。

今後もHPに掲載させていただくため、
スタッフがひょこりドレスの写真を撮りにゆかせていただくことはあろうかと思いますが、
責任をもって挙式当日を撮影し、現像し、気に入らなければ焼き直し、
海外からアルバムを仕入れ、それに入れて納品というのは、
ショップのほうも現在最低人数、つまり私とデザイナーだけでやっている状態でして、
時間と手間がもちません。
なにとぞご了承下さい。

(昨日お客様からお聞したのですが、
最近ご試着されて、ラフを待っているお客様の中には、
デザイナーとは別の女性店員にお会いになられた方がいるそうです。
かつて女性店員は居ましたが、現在は居ません。
(かつての女性店員に会われた方で、
現在ラフをお待ちになられているお客様も、存在しません)

なんといいますか、その、いや、つまり、大変言葉にしにくく、
的確な表現ができなく、心苦しいのですが・・・・・・・
「エレガントな業界」ですね、この業界は)


p91

上垣さんと、ひろこさん、
他店に一時的に活動の場所を移動してもらおうと思っています。
こちら決定しましたらHP上でご案内いたします。
しばらくお待ち下さいませ。

2005.02.09

恐怖の裁縫技術

実はSiestaは、
デザインの店でもなく、
素材の店でもなく、
ヘアメイクの店でもなく、
アクセサリーの店でもなく、
ブーケの店でもなく、
シルクフラワーの店でもなく、
写真の店でもなく
それらを合わせたトータルコーディネイトの店でもない。

もちろんそれら一つ一つは、
(自慢ではないが)最高レベルなのだけれど、
実は我々が最も誇りに思っているのは、
裁縫技術なのである。
驚愕の裁縫技術という呼び方では生易しすぎる。
それは、恐怖の裁縫技術とでも呼ぶべきものである。
以下その一端をお示しする。

肩紐が欲しくなったのだが、
伸縮性が欲しい。
ゴムひもそのままでも良いのだが、
ドレスの色が薄いピンクの為、合う色のものが無い。
あるいはゴムひもを染めても良いのだが、
ゴムひもを直接肌に当てるのは、当社の思想に反する。

で、ドレスと同じシルクで、ゴムひもカバーを作った。
シルクを裏返して、ゴムひもと同じ太さに細く直線で袋縫いにする。
それも難しいのだが、そこまでは少し上手ければできる。
問題はその先、カバーをひっくりかえす作業である。
なにしろ細い。ひっかかってひっくり返せないのである。
そこで絶対公開できない秘密技を開発して、

1


ごらんの通り見事ひっくり返して、ゴムひもを通してしまった。
後に見えるのはボールペンです。

4

3

これを見てデザイナーは感動の余り泣き出し、
開発者もそれを見て泣き出し、
ある服飾プロがたまたまこのカバーを目にして、
「私も何回もこの技術に挑戦したけど、とうとう成功しなかったのに」
と絶句し、
別のプロはがっくりと首を落として、
「引退します」
と言ったくらいである。

かくいう私も、
一見してその技術の素晴らしさに驚愕し、
同時に私は会計担当だから、
「こんな細かい事やってりゃそれは、採算性はあがらないわさ」
と恐れおののいた、そういう意味でも、
これは驚愕の裁縫技術というより、
恐怖の裁縫技術と呼ぶのが相応しいものなのです、はい。


2005.02.04

その一瞬

シャッターチャンスはほんの一瞬です。
この時は私も補助撮影に入りましたが、
この瞬間は捉えられませんでした。

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(Indexはモノクロ処理をしていますが、原画はカラーです)

プリントを見て、撮影者の上垣さんに、
「これは凄い1枚ですね」
というと、
「シャッターを押した瞬間に、これは撮れたという手ごたえがあった」
と言っていました。

2005.01.14

新生児命名

蓮、さくら、美咲がトップ 
今年の赤ちゃん名前調査 

男の子は「蓮(れん)」君、女の子は「さくら」「美咲(みさき)」ちゃんが人気トップ
明治安田生命保険は16日、
今年生まれた赤ちゃんの命名数の順位をまとめた「名前調査」の結果を発表した。(共同通信)

******************

という記事を見て、デザイナーが威張る事威張る事。
最近アップした

http://homepage3.nifty.com/siesta-dress/order7.html

のドレス名が「さくら」で、

http://homepage3.nifty.com/siesta-dress/4style8.html

のドレス名が「Lotus」(つまり蓮)だからです。

本人いわく、
「優れたファッションは時代をあらわし、素敵な花嫁衣裳は世代をあらわす」
とのことです。はい、私には意味がさっぱりわかりません。

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これらドレスですが、以前の1着でお色直しというのとは異なって、
「さくら」のときは白ドレス(モナリザ)をリフォーム、
色ドレス(さくら)をオーダーレンタル
「Lotus」のときは同一パターンで色と白を作成しました。
以前はアトリエの生産能力が低かった為、
1着で色々お色直しをしていましたが、
(それはそれでよいものですが)
当日の着せ替えが殺人的に大変になりました。
BC4人という時もあったっけ・・・・ほとんど歌舞伎の早変わりでした。

が、アトリエの生産能力が結構上がって、
(それでもよそ様に比べたら、お話にならないペースですが)、
同一パターンならば、
2着作った方がBC代考えれば安いくらいになりました。
当日のスケジュールもこちらの方が楽になります。
もっとも「気に入った1着をずっと着続けていたい」という方は、
その旨おしゃってくだされば、もちろん対応できます。

こういうお色直し文化は、
「新生児の命名」といっしょで流行すたりがありまして、
今でも地方では、一日で
白無垢→白ドレス→振袖→色ドレス
と4着こなしたりします。
ほぼ一日着替えていて、
着替えの合間にちょろっとパーティーがある、といった感じですね。

都会にゆくにつれ、かつ時代が進むにつれ、
お色直しは徐々に小規模になってゆくのですが、
それでも女性の招待客は、
派手な演出を期待してご祝儀を出している部分があるようで、
少しはやらなきゃいけないもの、らしいです。

ちなみに「美咲(みさき)」というドレスは、
製作しておりませんし、製作予定もありません。

2004.12.25

白ブーケと色ブーケ

今回のAyakoさんのお式のブーケは、両方ともオルテンシアアズールの平松美加さん製作のものです。

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e02-1

一瞥して私は、色ブーケの方がよいなと思いました。
ところがブライズコーディネイトの飯田さん
(本業はアクセサリーデザイナーです。アクセサリー使いが煩雑な場合、
特別にお手伝いしていただいています)
IMG_5569
が、
「この白ブーケは素晴らしい」
と絶賛していました。

後で平松さんに
「当日スタッフには白が好評でしたが、私は色のほうが好きです」
とメールしました。
平松さんからの返事は、
「私もどちらかと言えば、色のほうが好きかな?」
というものでした。
それみろ、私の眼力は正しい、と思いました。

それから8ヶ月、あらためて写真を見て、飯田さんや平松さんの言っていた本当の意味が分かってきました。

IMG_5206

白ブーケは単品で見ると普通ですが、ドレスとあわせると恐ろしいくらい似合っています。
花嫁、ドレス、ヘアメイク、アクセサリーと、一体化しているとでも言いますか。

恐らく飯田さんの言いたかった事は、
「これほどまでに全体の事を考えてブーケを作れるのは、本当に素晴らしい。仕事もやりやすい」
ということではないでしょうか。
平松さんの言いたかったのは、
「確かに色のほうがのびのび作ってはいますよ、でも白も充分に考えてますけど」
ということだったのではないでしょうか。

8ヵ月後にようやく会話の意味がわかる私のおバカさ加減はさておいて
こういう物を作っている人同士の、言葉をすっとばしたコミニュケーションは、
わかってくると面白いものがあります。

2004.12.16

水平垂直

HP更新が相次いで、流石に疲れている。秋の間に忙しすぎて、ノルマをこなせなかったからである。
こういうHPはリアルタイムで更新するのがベストなのだが、以前実時間とは半年以上の開きがある。
少々焦る。


今回の「さくら」は不肖わたくしの写真をトップに使わせていただきました。
あまり誉められる事の無い毎日ですが、この写真だけはえらく頻繁に誉められます。
なにがそんなによいか、実は自分ではよく分かっていないのですが。

この日いっしょに撮影に入ったひろこ女史にも、めずらしく「これは凄い」とお褒めの言葉を頂きました。
が、私の見るところ私以上にひろこさんは、自分の写真の良さをあまり理解していないようです。
上垣さんや私が誉める写真に限って、あまり自分では評価していなようですから。
以下2枚、本人いわく「たまたまですよ」の写真、かつ上垣さんも私も大好きな写真です。

3yuko36

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本人がわからないのだから、私にひろこさんの写真の解説ができるわけはないのですが、
あえて彼女の写真のよさを言葉にしてみると、、、、

たとえばこの、ひろこさんの写真も、

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右上から左下の対角線上に、きれいに顔とブ^-ケが配置されています。
その点に注意しながら彼女の写真を眺めると、
中心線と対角線が、どの写真でも非常に強く、かつ精度高く意識されています。
多分彼女は、空間認識能力が高いのでしょう。

そういえば彼女に、笑いながら批評されたことがあります。
「だって茂桐さんの写真、意味なく傾いているでしょう」

2004.11.02

Cafe d' Orange

なにしろSiestaは狭い。
一生懸命働いているのだが、どういうわけかいつまでたっても大きくならない。
その狭いスペースで、人間様より偉いペチコート様が、ふんぞり返って空間を占有している。
だからSiestaは、完全予約制なのです。

しかし写真などの打ち合わせの度に作業を中断するのが、そろそろ限界にきました。
そんなわけで近くの喫茶店、Cafe d' Orangeにパンフを置いてもらう事にしました。

http://homepage3.nifty.com/siesta-dress/access.html

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現在2冊あります。あと2冊増刷予定。現在HPに掲載していない花嫁のものも、少しあります。

orange02.jpg

店は三鷹駅北口出て左の、玉川上水沿い。
かつて太宰治が投身自殺した玉川上水も、
今は水量が減衰してただのチョロチョロとした水路になっていますが、
それでも緑は豊富です。

ちなみに
(私もちょくちょく忘却するのですが)、
日曜日は定休日です。

2004.10.05

雨の挙式

日曜日挙式の撮影があった。

あいにくの雨だった。晴れの方が良いに変わりはない。
しかし残念がる新郎新婦を見ていると、「師範」のように言ってみたくなる。

「師範」とは、さるお客様のご親戚で、無論お名前は別にある。
私が勝手にそう呼んでいるだけである。
「師範」は御年六十歳くらい、しかし空手の大家で、
高校生のときの私よりも動きは敏捷である。
パワーと迫力は無論、言うに及ばず。

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「師範」、新郎新婦に向かって正座し、マイクをつかんで曰く、


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「晴れてよし、曇りてもよし、富士の山」

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どうせ色んな事がある。楽しいばかりではない。
だがそれら一切合財含めて、大きく肯定できる、そんな存在であれかし。

という意味だと思うのだが、
これは一筋に道を歩んできた師範が言うから説得力があるのであって、
どうせ私が言っても、説得力は皆無である。

だから残念がる新郎新婦に、伝えたくも伝えられない、
そんな日曜日だった。


2004.09.30

王の効用

この業界に、つまりウェディングドレス業界で、
現在それなりに力があるのは、
例えばヨーロッパではイタリアとスペインです。

ドイツは元々マシン系の民族だから仕方がないとして、
フランスの凋落は驚くべきものがあります。
あれほどの文化大国だった国が、どうしてこうなったのか、
色々考えました。

結論としては、「王の不在」に尽きると思われます。
王とはすなわち、権力者、富の集積の中心です。
文化は王の周辺から発生し、国内に行き渡ります。

フランスにはかつて、強大な王が存在しました。
強大すぎて浪費をしすぎて、結局革命で滅んでしまったのですが、
それ以降、百年くらいにわたるフランスの文化的優位性は、
間違いなく王家の蓄積を元本として振り出されたものだったと思われます。
そしてどうやら、彼らは先代の貯金を使い果たしつつある、
私にはそう見えます。

ですので現在それなりに運営できている国々には、
それなりの根拠があるのです。
スペインには王室が居ます。
かつてのような権力はなくとも、
その文化的権威が、特にフォーマルな服飾の発達には、
おそらく極めて重要なのです。

「でもイタリアには? イタリアには王様は居ないのでは?」

居るではないですか、
文化の集積を極めた王の中の王、
かつてカノッサにも屈辱を与えた、
一千数百年の歴史を誇る王が。
バチカンの中に。


http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/7106/museo_va1.html

http://www.ibiblio.org/expo/vatican.exhibit/exhibit/Main_Hall.html

2004.09.26

職業

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最近アップしYuka様は、パン屋さんで働いていました。
ですからウェルカムボードはご自分で焼いたパンで作られています。
こういうのは色々考えれば楽しそうですね。

IMG_3873.jpg

もっともお寿司屋さんで働かれている方は、あまり色々考えすぎない方がよろしいかと思われます。
特に夏場は。

2004.09.10

維新元勲性格診断

私は崇高とも言えるほど、字が下手である。
「汚くて読めない」と、文句をしょっちゅう言われている。
たまに腹を立てて言い返す。
「書いた本人でさえ読めないのだ、あなたごときに読めるはずがない、身の程を知れ」と。

対してSiestaデザイナーは字が上手いらしい。
幼少の頃は習字の先生に大いに将来を嘱望されたそうだが、
あっさり止めてしまったらしい。
普段は十分汚い字を書いて、
「気合さえ入れば上手に書ける。が、今は忙しいので気合が入らない」
としょっちゅう言い訳をしている。

そんなわけで書道家としては大成しなかったようだが、
「字を見て人柄を判断する」という、
怪しげな特技はあるようである。


昔、野村克也氏の書を拝見させていただいたことがあったらしく、
「物凄く上手な字。
こう書けば必ずみんなから評価される、そんな字を、
意図的に完璧に書かれていた」
と論評していた。
誉めているのか貶しているのかは不明です。


あと、建物の中に掲げてある字を見て突然、
「いい字ねえ、本当に自由に書いている。誰の字だろう」
と言い出したことが有った。
私が近寄って確認してみると、坂本竜馬の書であった。


野球も歴史もわからないくせに、これほど判断できるとは。
「・・これは使える」
歴史オタの血が騒いだ。

ネットで明治維新関連の書を探し出して、
プリントして、大先生のご判断を仰いだ。
以下それが誰のものかは教えずに、
ただ書を見せて、どんな性格の人と感じるかを聞いたものである。

「本当は1つのことをするべき人なのだけれども、
優れているから、ついつい2つのことをしてしまう人」
(・・山岡鉄舟)


「とにかく運の強い人。器以前に、運が強い。
神様がスポットライトを当てている感じ。
自分がそういった、選ばれた人だということを、
本人も十分自覚している」
(・・伊藤博文)


「根気のいい人。
偏執狂的ではないが、あきらめずに粘り強く物事に取り組める人」
(・・山県有朋)


「女性的な人。外に居るより、家の中にいる人」
(・・木戸孝允)


「職人的。それも焼き物のような小さなものではなく、
もっと大きなものを職人的に作り上げてゆく人。
後に物を残す人」
(・・大久保利通)


「色々選択肢はあるのに、
1つのことに突き進んで、それと運命を共にしてしまう人。
悲しい人」
(・・西郷隆盛)


「物凄くきれいな字。この人が一番きれい。
種のような人。本人は花を咲かせないけれど、
この人に続く人が花を咲かせる、そんな人。
オスカルに一番近い」
(・・板垣退助)

最後の一文は私には理解不能でした。

以上女性にとってはなにやらわけのわかんない話でしょうが、
(デザイナーも、彼らの歴史的事跡は全く知らないようです)
なかなか面白い見識だと思い、コラムに掲載した次第です。

画像はその板垣の書。
http://cork.wul.waseda.ac.jp/kosho/i14/i14_b0103_4/i14_b0103_4.jpg
より。


i14_b0103_4.jpg

2004.08.16

時間

今回木戸口さんのヘアメイクをご紹介しましたが、
栢木さん、高橋さんとも共通する特徴として、
「時間を欲しがる」
というのがあります。

特に重要なのはお色直しの時間で、
最低でも30分位は確保していないと、
相当不機嫌になりますので、
私達はいつも大汗をかきながら、
お客様に、「披露宴前半はなるべく軽めのスケジュールで」
とお願いしています。
色んなイベントを盛り込むと、どうしたって時間が長引き、
長引いた時間はどこかで食われなければならないので、
お色直しの時間が短縮されるからです。
急かされながらやる仕事が不十分になるのは、当たり前ですね。


MAKI337.JPG


今回アップしたMakikoさんですが、
ご主人の髪型がどうしても変だったので、
木戸口さんがササッと直して下さり、
ご主人、「こんな上手にやってもらったことがないよ!!」
と驚かれてましたが、
これは特例で、
新郎およびご両親のヘアメイクはお受けしません。
花嫁に集中してもらったほうが良いのです。

先日、
「花嫁のお着物の着付けは出来ますか?」
と木戸口さんに聞いたところ、
「出来ます。でもヘアメイクに集中させて欲しい」
とのこと。お客様には別に手配いただくようお願いしました。

なんだか物凄くわがままな性格のように書きましたが、
自分の作品に対する執着心は、力量と比例するのです。
それが経験則上はっきりわかっているので、
当社でヘアメイクをお受けする場合、
スケジュールに対するご配慮を、お願いしている次第です。

2004.08.01

奇遇

最近アップした、Makikoさん
http://homepage3.nifty.com/siesta-dress/rental5.html
の挙式日は2003.11.1だったが、
その日もう一件のお客様が居た。仮にEさんとする。

EさんはSiestaのことは気に入ってはいただけたのだが、遠隔地にお住まいで、通うのに不安があるとのことだった。結局ドレスはキャンセル、お写真だけを発注いただいた。

当日上垣さんが撮影に行き、Makikoさんの方はひろこさんと私が撮影に行った。夕刻、現地ホテルでうろうろしていると、
こちらに会釈して下さる方がいる。なんとEさんであった。レストランでの披露宴を終えられたEさんは、宿泊先に帰ってこられたのだが、それが偶然にMakikoさんの会場であるホテルだったというわけだ。
「たいへんだったでしょう?」
ご主人にお聞きすると、
「いやあ・・疲れました。本当に」
と言われた。そう、お式当日は物凄く疲れるもののようである。

その時の写真は、他社のドレスではあるし、掲載するのはおかしいのだが、
建築物好きの上垣さんらしい面白いものがあったので、一応数枚スキャンしておいた。
今回Makikoさんをアップしていると、その日の記憶がよみがえってきた。
せっかくだからここに公開させていただくのだが、流石にドレスのアップを掲載する度胸は私には無いので、ロングショットのみを。

A0504.JPG

A0806.JPG

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