名門の誉れ~和敬塾(旧細川侯爵邸)
細川 護熙(ほそかわもりひろ)という内閣総理大臣を、覚えておられますでしょうか?
もう知らない人も多くいると思います。
私が学生時代に総理になりまして、大変文化的な香りのする方で、
ずいぶん人気があった人ですが、総理をやる前は熊本県知事をされていました。
なぜ熊本県知事かというと、ご先祖さまが代々熊本藩主、つまりお殿様だったからで、
熊本のお殿様以前は、将軍足利家の側近であった、そういう家柄です。
さらにたどれば、八幡太郎義家、清和天皇までさかのぼれる、れっきとした清和源氏なのですが、
気が遠くなるので家柄の話はおいておきます。
その総理になったもりひろさんのおじいさまが建てられたのが、
この細川侯爵邸、現在名称和敬塾です。
2008年9月20日にご結婚されたIzumi様は、
東京カテドラルで挙式を挙げられたのち、
こちらで披露宴パーティーを開かれました。
こちらお支度部屋。木造のシックな建物です。
ヘアメイク松田さん。
撮影は福田さんです。
今日残っていて、お客様が使われる旧華族の邸宅は、
(加賀前田家は、100万石の大藩でしたので、幕府の取り潰しを恐れて、
武道の追求はやめて、ひたすら文化を発展させてきました。
今でも金沢にゆきますと、人間国宝がごろごろ居ます。
それだけ文化的な藩ということです)
あるいは小笠原伯爵邸。
(礼法で「小笠原流」というのがありまして、今日の日本の礼儀作法の源流なのですが、
小笠原家はその血筋です)
いずれもきわめて文化的な家柄の貴族の邸宅ですが、
よりいっそう文化的なはずの細川侯爵邸は、質朴な雰囲気なのが不思議です。
ご用意したのは建物に合わせて、少しシックな生成りのウェディングドレス。
お庭からの写真です。
無骨な石組みは、熊本城の石垣が設計者のイメージにあったのではと思っています。
内装は、こんな感じです。
細身のAラインドレス、
後にはリボンをつけています。
分かりにくいのでリハーサルの写真を掲載します。
ごく薄い色のベージュのベルトを巻いて、アクセントにしています。
お色直しは着物を着られましたので、
写真の枚数が少ないですが、今回はこれで終わりです。
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