文豪の愛す特別な場所~山の上ホテル
2006.10.7 Mitsue.H 様
千代田区神田。
山の上ホテルは、昔のまま ここに在ります。
多くの作家に愛され、数々の名作がここで生まれました。
英文学の書物に詳しく、西洋の寓話がお好きで
ほんわりとした、上品な雰囲気をお持ちの Mitsue様が
選ばれたホテルは そのような所です。
このドレスのスカートには、3枚のシルク生地を重ねています。
身頃と同じアンティークピンクのシルクの上に、
品格の感じられる光沢をもつサテンシルクオーガンジーと、
やさしくレース刺繍を施した透け感のあるシルクオーガンジー。
2枚のオーガンジースカートはいずれもオフホワイトですが、
どちらを表面に持ってくるかによって ドレスの質感と雰囲気が変化します。
緑の合間から光差す、ガラス張りの教会での挙式では、
艶やかなサテンシルクオーガンジーを上にかぶせて。
明るい自然光に、レース刺繍が品よく透けて、
ノーブルで透明感のある花嫁姿を演出しています。
お色直しでは、レース刺繍シルクオーガンジ-を表側にして、
レース刺繍チュールトレーン、シルクリボントレーンも取り付けて。
薄ピンクシルクのサッシュベルトを付けて、お花を飾ります。
当日も、フィティッングでしたのと同じように、生花アレンジを腰に飾り、
2wayのレースのお袖と、トレーンと同じチュールの手袋をはめて。
シルクのような花弁をもつバラは、
ごく自然にドレスに馴染んで、より繊細に柔らかく。
Mitsue様のお人柄が表れる 装いとなりました。
クラシックで温かい雰囲気の漂う会場に、
バラとつるの模様柄の、仏製リヴァーレースがよく似合います。
シルクフラワーを使ってのリハーサルの写真をもとに、お花屋さんが用意して下さった、
可愛らしいディープカップのバラたちに、ワイヤープランツが
やさしく戯れます。
「自宅以上に くつろげる場所」
「何かを生み出す場所」
「他人には秘密にしておきたいホテル」
長い年月、通好みの方たちにこよなく愛されてきた、
山の手の緑深い丘に、時間の止まったように佇む
名ホテルでの ある晴れた日のお式でした。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)




























