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2008年2月

個性を生かして(後編)

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福田とのヘアメイクコーディネートを経て、

Naomiさんは、ハーフダウンスタイル

http://www.siesta-dress.com/smap/halfdown/index.html

にお色直しをされることに。

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お式当日は、高橋さんの、水のようなメイクにふさわしく、

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この上なく柔らかな、共布シルクフラワーヘッドドレスを飾られました。

フィッティング時のお写真。

スカートの伊製シルクオーガンジーに近い共布でつくった、

巻きバラのヘッドドレスです。

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むろんドレスには合うのですが、

Naomiさんには若干、大きすぎるように感じられます。

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そのため、ヘッドに目がゆきがちになり、

胸元の刺繍やレースなど、ドレス上の繊細な仕事は、

どうしても見過ごされがちになるようです。

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ヘアメイクリハーサルでのお写真です。

ドレスのトレーンと共布の、最上の仏製薄シルクオーガンジーを

扇(おうぎ)が手染め、花びら一枚々々にこてをあて、丁寧につくりました。

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Naomiさんのお人柄を象徴するように、優しく繊細なヘッドドレスは、

扇(おうぎ)の刺繍を遠目にも生かし、

高橋さんのきめ細やかなメイクにも、よく馴染んで。

淡く優しくノスタルジックな、新しさと懐かしさが同居したような、

寧ろ白っぽい花を、Naomiさんはお色直しに選ばれました。

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私達スタッフにとっては、はっきり通常のお色直しと異なっていて、

強く印象に残っているコーディネートの流れです。

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その要素のどれもが、分かりやすく強い主張はしていないのに、

そのすべてがありそうで他に無い、そんな仕上がりとなって、

Naomiさんの個性が、お式当日に際立って現れた、そんな一枚。

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ヘアメイク、ブーケ、小物とドレス、そして写真。

それぞれの作品が、花嫁の個性に導かれて出来上がるものだとしたら、

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「コーディネート」というのは、

花嫁とつくり手の関係が、目には見えなくても、カタチとなるもの。

花嫁とヘアメイクさんの信頼関係が、お式当日のコーディネートを実現します。

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個性を生かして(前編)

ドレスやブーケ、小物といった ”花嫁のマテリアル” と、

ヘアメイクという、直接的な ”花嫁づくり”、

両者をつなげるのが、ヘアメイクにおける「コーディネート」です。

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コーディネートというのは、コスメ、道具を使っての

ヘアメイク、それ以上に、抽象的な作業です。

上下のお写真の、ヘアメイクリハーサルの時点でもまだ、

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物と違ってカタチにはならず、ヘアメイクのように目にも見えない。

その時、その場では、私達スタッフにも、花嫁であるお客様にも、

成果の分かりにくいものであるようです。

Naomiさん(http://www.siesta-dress.com/brides/nm/rental20.html)の、

初回ご試着時。オーソドックスなスタイルです。

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ごく普通のアップヘアスタイルに、長いヴェール、

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セミキャスケードブーケを合わせて。

お色直しではダウンスタイルで、肩をさりげなく隠して。

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皆様が希望される、私達にとってはある意味、一般的なスタイルを、

いかにその方だけの、その方らしいスタイルに仕上げてゆけるか。

そしてどこまで、その方の魅力を引き出すことが出来るか。

フィッティング時のお写真。

ドレスデザインを生かす、ショートヴェールとカチューシャの組み合わせで。

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螺旋状のラインが描かれた、ヘレニズム調のリングカチューシャ、

個性の強いアクセサリーは、それを付けるだけで印象的に。

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下の写真のカチューシャは、カジュアルな印象のパール櫛に、

ドレスに使われている、茶色のリボンを編み込んだもの。

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横にストレートなヘッドドレスラインが、

ハイウエストの切り替え線や、レース衿のラインと調和して、

ドレスとヘッドドレスがひとつになった時、

Naomiさんのお顔立ちとその個性が、際立って見えてきました。

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このドレスならではのアクセサリーを生かせるように、

ヘアメイクコーディネートスタッフの福田いわく、 

”秘密のアッコちゃん” 風ヘアスタイルに決定。

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更にリボンを、ブーケから真っ直ぐに長く、垂らして合わせることに。

ヘアメイクは高橋さん。

BCも付けていただいて、万全の体制で迎えた、

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お式当日のNaomiさん。

統一感のある花嫁姿に、アズールの平松さんが思い切って合わせた

個性的なブーケの色合いは、

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バーガンディ色のマスカラ使いなど、個性的なメイクも自然に見せてしまう

高橋さんの、高度にナチュラルな秋色メイクに、美しくつらなって。

Naomiさんの綺麗な表情が、全てのアイテム、

私達がした全ての仕事を、最大限に生かして下さいました。

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引き算のメイク

フランス、パリでの生活が長く、
しっかりとしたご自身をお持ちのYuko様は

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普段のメイクも、わりとはっきりとした主張をされています。

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Siestaに何度か足を運んでいただいて、
沢山お話を伺ううちに、

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Yuko様の最も幸せな日は

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彼女の本質的な ”優しさ” をヘアメイクで
表現できないかと

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私共スタッフは考えました。
「彼女はそのままで美しい、だから引き算のメイクで。」
ヘアメイク木戸口さんの提案で、方向性は決まりました。

ヘアメイクリハーサル時。

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いつものメイクよりも、美肌を更に強調して

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色味を抑えたメイク。

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ご自身を鏡に映して、新たな発見をされたご様子。

そして…

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ついに 挙式当日になりました。

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ドレス自体の、お顔周りを華やかにするデザインが
活かせる様に

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ヘアは タイトに美しいフォルムでまとめます。

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日本女性だけが持ちえる しっかりとしていて、

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凛とした、そして艶やか。

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まさに胡蝶蘭のように、フォーマルで そして優しい
上品なメイクを施すことで、

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むしろ Yukoさんは、本来のご自身になられて 
富士のふもとに嫁がれ、

http://siesta.tea-nifty.com/kimono/2007/12/yukoa_2401.html

日本に帰ってこられたかのようでした。

http://www.siesta-dress.com/brides/am/order18.html

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