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構築性

通常HP掲載の画像は原則としてPhoto Siesta撮影のものに限っています。
が、今回アップしましたのみは例外です。
現地カメラマンの撮影分と、アトリエでの茂桐撮影分を掲載しています。

ご覧になられて分かる通り、
このドレスはHPに掲載されているSiestaのドレスたちとは、
かなり趣を異にします。
当店は良くも悪くも甘味料過剰の味付けが基本ですが、
このドレスは、シンプルでシャープです。
そうなったのは、
ブライズコーディネイト(着付け係)が帯同できないからでもありますが、
花嫁自身のパーソナリティのゆえでもあります。

彼女は建築士の卵でした。
女性にはめずらしく、理系的、構築的な頭脳を持っていました。
ただそれだけでしたら、多くの男性と同じですから、
わざわざドレスを作ろうとは思わなかったと思いますが、
一方で普段着られている服からも
(私から見て)独特の美意識が感じられました。
建築とはそういうものですね。
芸術でもあり、工業でもある。

方針の決定までは、えらく難渋しました。
普段とは違う芸風が必要とされたからです。

彼女自身はドカンと全て任せて下さったのですが、
(そうしてそういう方ほど大抵結果が良いのですが)、
慣れないことは時間がかかります。
ああでもない、こうでもないと、
スタッフ全員で紛糾に紛糾を重ねて、
最終的にご覧になられているようなカタチになりました。

実際、ドレス作りはそんなものです。
デザイナーといえども、半分しか作れないのです。
残り半分は、花嫁自身が作ります。

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