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2005年4月

疾風怒涛の井の頭公園

今回のNokoさんの一連の写真、
なにがなんだかわかりにくいので、
以下説明しますと、

上垣さんが結婚されると聞いて、ドレスを作る事になったのだが、
どうしてもとおっしゃるので、
やった事の無いパンツドレスになった。
作り始めて後悔した。

なにしろスカートとは勝手が違いすぎる。
物凄く苦労した。

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この時点では挙式の予定はなかった。
パーティーだけのはずだった。

突然、正体不明の確信でもって、デザイナーが、
「彼女はそのうち必ず挙式をしたくなる、そしてスカートをはきたくなる」
と予言する。
素直に信じて、極秘裏にスカート作成、
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上垣さん自宅の近所の井の頭公園で挙式の計画を練った。
昔Siestaはプロデュースもしていたので、
バージンロードもポールも一応は有る。

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もっとも雨が降ったら全てパーだが、
上垣さんは常軌を逸した「晴れ男」である。
「わたし雨女なんですよ」と心配する花嫁の当日を、
ことごとく晴れ上がらしてきた実力をもってすれば、
まあ大丈夫だろうと踏んでいた。
前日撮影用のソファーと、
ポールとバージンロードを上垣さんちに運び込んだ。
当日は人力で公園の中まで運搬である。

その日、予報では大雨だったが、
当日は結局、晴れた。
テレビ局勤務知人のMさんから電話があって、
「明日はかならず降りますよ、ひひひ」
と笑っていた。
が、上垣さんの気合の前に敗れ去った。
ちなみに彼女の所属は気象予報部である。


上垣さんちは場所が分かりづらいので、
カメラマンひろこさんに「Siesta集合で、みんなで行こう」
と伝えておいた。
ところが待てど暮らせど来ない。
と、電話がかかってきて、
「上垣さんちの近くまで来てると思うんですが、道に迷ってしまった」
と言う。人の話を全く聞いていない。
上垣さんちに電話して、ナビしてもらえと伝えた。

メイクは上垣さんちでするので、
そのシーンを撮影するわけだが、
上垣さんも新郎である以前にカメラマンである。
鏡の横から顔を出して一枚撮ろうとするところを、
待ち構えてパチリ、しかし鏡に反射して自分も写ってしまう。

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ひろこさんらしい写真を1枚。
絵にならない所に絵を作る。
強引である。

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ちなみにトップページは上垣さんの一枚である。
これもそう。
新婦がきちんと納まって、かつピントが合っている。
狂気の技術力である。

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ちなみに私の写真はというと、
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本人はいけてると思っているのだが、
「くさい」
「やりすぎだ」
と悪評ふんぷんであった。
確かに意味無く傾いている。

花嫁を優しくエスコートするのは、
ヘアメイクの栢木さん。
なにしろこの挙式会場、従業員が居ないから大変である。

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公園の挙式は開放的で気持ち良い。
しかし致命的欠点がある。
虫除けスプレーが必要なのである。

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Siestaにあるソファに、
適当に布をかぶせて撮影。

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雨上がりの井の頭公園は、
幽玄の世界であった。


死ぬほど真剣な表情でセッティングをする平松謙三さん。
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ブーケを作ってくれたノロはいつものように平松美加さんをだっこしている
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そうこうしていると井の頭公園の管理人さんが来て、
「君たちなにをやっているのかね、許可は取ったのかね」
と言う。
仕方が無いので私ははるか離れた管理人室まで行って許可を取ってきて、
帰ってきたらそろそろ挙式だった。

人前でキスをするのは嫌だというので、
「ではリンゴを齧ろう」という事になったのだが、
意味は未だに理解できていない。

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アダムとイブはリンゴを齧ってエデンを追放になったから、
新郎新婦はリンゴを齧って井の頭公園を立ち去る、
ということなのだろうか。

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挙式後再び上垣さんちでお色直し。
その後は皆で吉祥寺のフランス料理店「ル・ボン・ヴィボン」でパーティーをしたのだが、
私は2件目の撮影があったので、残念ながら死ぬほど上手いそこの肉料理は食べられなかった。

ちなみに

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は挙式前日に撮影したもので、
弥勒菩薩の半跏思推像をイメージしたのだが、あまり似ていない。

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ペチコートさま

レースをそこはかとなく透けさせて、
優雅に佇むスカート

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そのスカートの膝近辺を手で押しても、
弾力に吸収されて、トルソーは動かない。

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これすなわち、偉大なるペチコート様のちからなりけり。

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Siesta店内では私よりもで優遇されているペチコート様、
ねたみ心も加わりて、その正体を暴かんと、

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めくれども

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めくれども

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なおめくれども、皮ばかり。

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ペチコート様の玉葱ラッキョウと同族なるは明らかなり。

歩けばゆさゆさと美しく、
弾力で吸収するから人が花嫁に近寄る事も可能である。
欠点は、場所を取る事。作るのが難しい事。食用に適さぬこと。

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