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2008年3月

筆跡鑑定デザイナー2

筆跡鑑定の続きである。

無謀にも、西洋人の筆跡鑑定をさせてみた。

まずは、こちら。

http://special.lib.gla.ac.uk/images/exhibitions/month/farmer/F271_5wf.jpg

「懐古主義的で、ロマンチスト。

一人で勝手に盛り上がったり、盛り下がったり、ドラマティックな人。

雨だったら雨の日の、晴れだったら晴れの日の情景を、流れるように思い出す。

自分の心のままに、仕事に一生懸命な人。

だけどこの人は自分のやった仕事をなにひとつ良いと思っていないと思う」

・・モーツアルトである。

これは特に面白い判定ではなかった。

面白かったのはこちらである。

http://ucblibraries.colorado.edu/specialcollections/images/VinciGrappling.jpg

「真っ白な人。透明ではなく真っ白。白の印象。

物凄く優秀。秀吉と同じくらい、これは人間ではないというくらい、それくらい優秀。

これだけ優秀だと、自分の人生は全く無い。

優秀すぎで、マシンのようになってしまっている。

なにひとつ幸せはなかったはず。

人間では無く、真っ白い壁のような存在」

・・レオナルド・ダ・ヴィンチである。

この字と絵のレイアウト能力だけでも、物凄いらしい。

具体的にはスペースの空け方が素晴らしいとの事で、

デザイナーは気に入って、プリントを机の前に貼っている。

私にはその能力の実感はないのだが、

例えばレオナルドのスケッチ

http://asymptotia.com/wp-images/2007/12/davinci.jpg

なんかを見ると、

服のデザインも、型紙作りも、ヘアメイクも、コーディネイトも、

楽々出来てしまう人だなあという感じは、しないでもない。

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筆跡鑑定デザイナー

当社デザイナー咲野の筆跡鑑定能力については、

以前記事にしたことがあった。

http://siesta.tea-nifty.com/column/2004/09/post.html

その後すっかり調子に乗って、

字という字を全て解析しだしている。

今回は第二弾である。

この書を見せて判定してもらったのだが、

作者はもちろん伝えていない。

http://www.okyu.org/images/suekata/mijika1.gif

いわく、

「芸術もする、遊びもするんだけど、それはあくまでおまけで、

なにかはっきりとはわからないけど、物凄く強い芯のようなもの、

権力欲か殺人欲かわからないけど、そういう殺伐とした芯がすごく強い。

人間ではないくらいに強い」

・・・・豊臣秀吉である。

ちょっと怖くなったところで、次はこちら

http://www.shinsei8oku.com/kakuei.jpg

いわく、

「芸術も楽しむけど、それは教養としてで、

本心はとても小心で、真面目で、物凄く優秀な、

事務能力の高い、官僚のようなひと」

・・・・・田中角栄である。

これは少々、物悲しい判定である。

田中角栄は、「今太閤(太閤とは秀吉のこと)」とまで呼ばれた人で、

あまりに強力なので、「コンピューターつきブルトーザー」というあだ名もあったくらいである。

本当は小心だったのだなあ。

ちなみに、咲野の判定の仕方だが、

「文字の意味は読まない。読んだらわからない。線の性質だけで見る。

自分が、過去にこんな線を書いたとき、どんな気持ちだったかを思い出して、

その気持ちでずーっと過ごしているのが、その人だ。

だから過去に自分が書いた線と、そのときの気持ちさえ思い出せば、

こんな判定は誰でもマスターできる」

そうである。

しかし、そんなことは普通、

覚えてもいないし、

思い出しもしないわけで、

当然マスターしようという気も、起きません。

この連載続きます。

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