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過去完了の結婚史5

いままで述べてきた直系家族というものは、あくまで今日の日本の結婚形態である。
過去にはそれと異なった結婚形態が存在していた。
それは前述したように、女性が(あるいは男性も)移動をしない結婚形態である。
幕末の土佐の国の山奥、今日の高知県山間部には、
結婚のない村があったそうである。
全ての男女関係が夜這いで成立しており、
女性も男性も家を出ない。
となるとだうなるか。
娘を持っている家はどんどん家族が増えてきて人間があふれかえる。
息子しかもって居ない家はどんどん家族が減ってしまう。
そう、家族数の増減というものは、家族が労働生産システムであった昔においては、
ものすごく重要な案件であったのである。
おそらく息子ばかりの家は、数十年で廃屋となり、
だれも人が居なくなった家に、女性のみの家族が入っていったのであろう。

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